記紀神話

【ざっくり記紀神話】3.伊邪那岐命と伊邪那美命 -神生み

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※あらすじは、『古事記』版を元としています。

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【あらすじ/要約】

●二神は国産みを終えると、今度は三十五柱の神々を生んだ。(男女の対偶神を一柱を数えた場合)

家屋の神

●最初に生んだ神々は人の生活に不可欠な家屋にまつわる神である。
  ・大事忍男神(おほことおしをのかみ) 大事をなす力強い神
  ・石土毘古神(いはつちびこのかみ)と石巣比売神(いはすひめのかみ)
      男女の対偶神/岩石と砂の神
  ・大戸日別神(おほとひわけのかみ) 戸の神
  ・天之吹男神(あめのふきおのかみ) 屋根葺きの神
  ・大屋毘古神(おほやびこのかみ) 家屋の神


  ・風木津別之忍男神(かざもつわけのおしをのかみ)

海・水戸の神

  ・大綿津見神(おほわたつみのかみ) 海の神
  
  ・速秋津日子神(はやあきづひこのかみ) 水戸神
  ・妹速秋津比売神(いもはやあきづひめのかみ)
         ↓

速秋津日子神と速秋津比売神が生んだ 水にまつわる神

 ●速秋津日子神と速秋津比売神は河と海の神八神を生んだ
    ・沫那藝神(あはなぎのかみ) 河口の波の泡の神
    ・沫那美神(あはなみのかみ)

    ・頬那藝神(つらなぎのかみ) 水面が凪いでいるところの神
    ・頬那美神(つらなみのかみ)

    ・天之水分神(あめのみくまりのかみ) 分水嶺の神
    ・国之水分神(くにのみくまりのかみ)

    ・天之久比奢母智神(あめのくひざもちのかみ) 柄杓を持つ神
    ・国之久比奢母智神(くにのくひざもちのかみ)

風・木・山・野の神

●伊邪那岐命と伊邪那美命は風・木・山・野の神を生んだ。
    ・志那都比古神(しなつひこのかみ) 風の神
    ・久久能智神(くくのちのかみ)  木の神

    ・大山津見神(おほやまつみのかみ) 山の神
    ・鹿屋野比売神(かやのひめのかみ) 野の神
       別名は野椎神(のづちのかみ)
         ↓ 

大山津見神と鹿屋野比売神が生んだ野と山の神

●大山津見神と鹿屋野比売神は野と山の神を産んだ。
 これらは山あいの土地、霧、暗い谷で惑う様子を神格化した神々である。
    ・天之狭土神(あめのさづちのかみ) 
    ・国之狭土神(くにのさづちのかみ)
    ・天之狭霧神(あめのさぎりのかみ)
    ・国之狭霧神(くにのさぎりのかみ)
    ・天之闇戸神(あめのくらどのかみ)
    ・国之闇戸神(くにのくらどのかみ)
    ・大戸惑子神(おほとまとひこのかみ)/大戸惑女神(おほとまとひめのかみ)

船・食物・火の神

    ・鳥之石楠船神(とりのいはくすぶねのかみ) 船の神
       別名は天鳥船(あめのとりふね)
    ・大宜都比売神(おほげつひめのかみ) 食物の神
    ・火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ) 火の神
       別名は火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)
       別名は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)

伊邪那美命の神避り

●伊邪那美命は火の神を出産したときの女陰を火傷の為、病気になり神避られ(亡くなられ)た。

●また、病に苦しむ伊邪那美命の吐瀉物などからも神々が生まれている。
    ・吐瀉物→金山毘古神(かなやまびこのかみ) 鉱山の神
    ・吐瀉物→金山毘売神(かなやまびめのかみ)
    ・大便→波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ) 粘土の神
    ・大便→波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)
    ・尿→彌都波能売神(みつはのめのかみ) 水の神

    ・尿→和久産巣日神(わくむすひのかみ) 生産の神

食物の神

●和久産巣日神には以下の一柱の子がいる。
    ・豊宇気毘売神(とようけびめのかみ) 食物/豊穣の神

【キーワード】

・神生み
・火之迦具土神
・伊邪那美命の神避(かむさ)り
・豊宇気毘売神

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