記紀神話

【ざっくり記紀神話】12.大国主神 -八十神の迫害

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※あらすじは、『古事記』版を元としています。

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【あらすじ/要約】

八十神による謀殺計画

八十神は稲羽の八上比売に求婚するが、八上比売は「あなた方の言葉は聞きません。大穴牟遅神(=大国主神)と結婚します」と言っため、大穴牟遅神は八十神の恨みを買ってしまう。
 兄達は怒り、大穴牟遅神を殺そうと相談をした。

手間山の猪

●八十神は大穴牟遅神を伯岐国の手間山の麓につれて来て、「この山には赤い猪が住んでいる。我々が追い落とすので、お前はここで待ち受けてそれを捕えよ。もし逃したら命はないぞ」と命令した。
 八十神は猪に似た大きな焼け石を転がし落とし、猪を捕えようと待ち構えていた大穴牟遅神は、火傷を負い死んでしまった。

貝の女神による蘇生

●大穴牟遅神の母親の刺国若比売(さしくにわかひめ)は、息子の死を目の当たりにして嘆き悲しみ、高天原に上り神産巣日之命神産巣日神)に救いを求めた。
 神産巣日神が遣わした𧏛貝比売(きさがいひめ)と蛤貝比売(うむぎひめ)を遣わし、治療により大穴牟遅神は元通りに治し生き返らせた。

木の割れ目に追い込む

●それを見た八十神は、再度大穴牟遅神をだまして山に入り、切り倒した大木を割いて楔を打ち込み、そのなかに大穴牟遅神を追い込むや否や、楔を抜いて挟み殺してしまった。母神はまた泣きながら大穴牟遅神を探し出し、すぐに木を折って救い出し、生き返らせた。

根の堅州国への逃亡

●母親は、「お前はこのままここにいたら、兄達に滅ぼされてしまうだろう」といい、木国の大屋毘古神(おおやびこのかみ)の元に逃した。
●八十神が大穴牟遅神の引き渡しを求め追いかけてきた。大屋毘古神は大穴牟遅神を木の幹の股のところから逃がして「須佐之男命のいる根の堅州国行きなさい。必ず良いように取り計らってくれるでしょう」と言った。

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